【全文掲載】8/15(水)発売「ハイステッパー」オフィシャルインタビュー!


――『はねバド!』の原作を読んだ感想をお願いします。

大原ゆい子(以下、大原) スポ根マンガが好きなので、すごく面白かったですね。キャラクターが個性豊かで読みごたえがあるし、なによりバドミントンの試合が迫力満点で、男の子も女の子も誰でも楽しめる作品だなと思いました。最初は絵の可愛さに惹かれていましたが、途中から絵の雰囲気や展開がガラリと変わって、今ではカッコイイところが気に入っています。

――エンディングテーマ「ハイステッパー」はどんな曲にしたいと考えましたか?

大原 EDテーマはゆったりとした優しい曲調を求められることが多いのですが、今回はそういったリクエストはなかったので、試合のカッコ良さにフォーカスしようと思いました。スポーツ選手はお気に入りの曲を試合前に聴いて、テンションを高める人が多いですよね。私もライブ前に音楽を聴きますが、やっぱり自分の気持ちがアガる曲を流したくなるんです。「ハイステッパー」には気合が入るようなフレーズを歌詞に盛り込んで、自分史上最高にロックなテイストを目指しました。

――これまでの曲に比べて歌詞も力強いワードが多いですね。

大原 はい。今回はストレートに感情をぶつけました。普通なら絶対に言わないけど、歌を通してなら伝えられる言葉ってあると思うんですよ。私は歌に気持ちを代弁してほしいタイプで、「ハイステッパー」の歌詞も自分自身に言い聞かせている部分があります。たとえば「全力全開」というフレーズはこれまで使ったことがありませんでしたが、実際に「全力全開!」と声に出せば、歌っているときも同じ気持ちになれるだろうと感じたんです。そういった言霊のようなものも意識しながら、歌詞を書いていきました。

――メロディはどのように作っていきましたか?

大原 バドミントンの試合はスピード感があるので、BPMを速めにして、気持ちが走っていく曲調を意識しました。でも私は曲を作ったあとになって「難しすぎて歌えない!」と気付くことが多いんですよ(笑)。メロディを詰め込みすぎて息継ぎができなかったり、音域が広すぎて声が出せなかったりして、いざ歌うときに困ってしまうこともありましたね。きちんとカッコ良く歌えるように気を付けつつ、感情が乗せられるようなメロディにしたかったです。

――アコースティックギターではなくエレキギターを使っているところにも、ロックらしさが出ています。

大原 はい。今まではアコギを使うことが多くて、そのイメージを覆すことも「ハイステッパー」のテーマでした。

――エレキの場合は曲にどんな変化が生まれるんですか?

大原 私は普段からピアノを使っているので、曲作りにそこまでの違いはないんですよ。ただパフォーマンスの面ではアコギとエレキだと持ったときの構え方からまったく違います。ライブで歌うときに違和感がないか、きちんと映える見せ方ができるかが不安で、編曲の吉田穣さんにカッコ良く見せるコツを教わったりしました。それにレコーディングではギターを持たずに歌っているので、シングル音源とライブで歌い方にも自然と差が出てきます。それぞれに異なる良さがありますから、ライブでは歌声の違いも楽しんでほしいですね。

――EDアニメは梅木葵さんが担当されました。ご覧になっていかがでしたか?

大原 素敵でした! 私は梅木さんが手がけた『ポプテピピック』のOPアニメが大好きで、めちゃくちゃ期待していたんですよ。とくにAメロの「思い出になんて嫌でも出来ちゃうから」というフレーズに合わせて、ホワイトボードに貼った写真が映し出されるところは、歌詞と映像がマッチしていて、「もしかしたら曲を聴いて浮かんだアイデアなのかな」と嬉しくなりました。アコースティック Ver.を使っていただいた3話のシーンも素晴らしかったです。吉田さんのギターの音色が綺麗で、思わず「いい最終回だった……」という気分に浸ってしまいました。気が早すぎますよね(笑)。この曲を書いて本当に良かったです。

――アーティスト盤のカップリング曲「リアライズ」はベースボール・チャレンジ・リーグ(BC)リーグ公式応援歌です。応援歌に決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

大原 子供のころから野球が大好きだったので嬉しかったのはもちろんなんですが、「私が応援歌を歌っていいのだろうか」と恐れ多い気持ちもありましたね。でもこういったかたちで野球に関われることなんて滅多にありませんから、新鮮な気持ちで曲を作りました。

――野球が好きになったキッカケはなんでしょうか?

大原 兄が野球をしていて、試合の日は親と一緒に見に行っていたんです。最初は応援することが好きでしたが、ルールが分かるようになってからは、試合そのものが楽しくなっていきました。今でも特定のチームが好きというよりは、試合を見ながら周りの人たちと盛り上がることが好きなんですよ。

――「リアライズ」はどのように作っていきましたか?

大原 BCリーグは「チャレンジ」という名前の通り、プロ野球選手としてNPBを目指すために所属している選手が大勢いらっしゃいます。私もアーティストとして、より多くの人に曲を聴いてもらいたいという信念があるので、それに近い気持ちを抱いているんですよ。選手の皆さんとは立場が違うのでおこがましいのかも知れませんが、高みを目指すという熱意にはすごく共感できるんです。だから「リアライズ」は応援歌ではありますが私の視点も交えつつ、自分自身を高める曲をイメージして作りました。

――今後は球場でも披露されることになりそうですね。

大原 これまでのイベントでも野外の経験はありますが、球場は音の響き方も違うでしょうから、少し緊張もしているんです。でも野球が大好きですから、さまざまな場所で歌わせていただける機会があれば光栄ですね。歌声を精一杯届けたいです。

――ほかのカップリング曲はいかがですか?

大原 アーティスト盤の「ライラック」はバラードです。歌詞や曲調は強めですが、ピュアな気持ちを歌っている曲です。アニメ盤の「ユアフライト」は理子の目線から、なぎさのことを描きました。私は二人の関係性が好きなんです。互いに依存せずに強い意志を持っていて、尊敬できる友達として接している。そんな憧れの相手に向けた気持ちを表現しました。

――アーティスト盤のジャケットのコンセプトも教えてください。

大原 こちらも「ハイステッパー」と同じように、今までにはない大原ゆい子を意識してデザインしてもらいました。ジャケットでは見えないのですが、実はヒールを履いたままバスタブに入っていて、そういったところにもロックが表現されています。普通は絶対にできないことですから、「なにか悪い事をしているんじゃないか」という気持ちもありましたね(笑)。

――6thシングルということで、アルバムを期待する声も多いと思いますが……。

大原 ぜひ出したいです。ただオリジナルの曲を増やしたいという野望もあるんですよ。「ハイステッパー」でアッパーな曲を作ったことで、もっと良い曲が生み出せるんじゃないかと意欲が湧いてきているんです。今後もいろいろなことにチャレンジしていきたいです。まずは8月15日発売の最新シングルをよろしくお願いします。表題曲もカップリング曲も、全力全開で作った曲ですので、隅から隅まで楽しんでください!

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